あぶろぐ

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ぶわっと溢れ出る何か

ブログに書くことがなさすぎて、自分でも驚いた。いや、毎日感情豊かに楽しく生きてるんだけど、ブログに書くってなるとなんもないなって。基本記憶力は悪くないので文字に書かなくてもいいやという思考回路もある。けど今日は楽しかったから、文字に起こして幸せを2倍にしようか。

 

私は、「家庭教師ヒットマンREBORN」という漫画が大好きだ。ニコフレでもよく話しているし、ブログでも書いたことあるけれど、本当に好きだ。

出会いは小学生の時だった。土曜日は弟が英会話に通っていたから、ひとりお留守番のことが多くて、朝は暇を持て余していた。ある土曜日、ケロロ軍曹を見終わってなんとなくそのままテレビを点けっぱなしにしていたら、次のアニメが始まっていた。少年漫画なんて読んだことなかった私にはさっぱりわからなかったけど、ぼーっとみていた。なんか雰囲気が好きで、帰ってきた母と弟に、アニメを見ていたと話したら母が次の週に録画をしてくれた。弟と一緒に観て、私たち姉弟はREBORNが好きになった。毎週録画をして何回も見返した。また、その時は私が少し遠いところで習い事をしてたのもあって、車の中でも繰り返し繰り返し観ていた。

そのときは小学生だったから当然漫画を買い揃えるお金は無かったから、アニメと、公式サイトでREBORNを学んだ。

ある日、家に帰ったら何故か家にREBORNが全巻揃っていた。母が、私と弟のために全て買い揃えてくれたらしかった。それからは、毎回単行本が出るたびに両親が買ってくれて、私と弟で競るように読んだ。一回、30巻の発売日に、父も母もそれを買ってきてしまって、ものすごく笑った。その未開封の30巻は今でも私の部屋にある。

私の周りにはREBORNが好きな友達がいなかったが、家族全員の共通の話題でもあったので、話し相手には欠なかった。

REBORNのおかげでインターネットにも触れるようになった。Twitterを始めて、共通の話題の友達ができたのもREBORNのおかげだった。

しかし、私が中学に上がる少し前にREBORNは連載終了してしまった。そのとき、私はいつもなら買わないジャンプを買いに行って、帰って少し泣いたような気がする。寂しかった。

公式からの供給がなくなって、周りの友達もその作品から離れてしまった。私自身、それからは少女漫画に傾倒した。

 

しかし、ニコフレを初めて、REBORNを好きな人たちに出会えた。小さめなコミュニティだったから、奇跡とも思えた。家族以外とマニアックな話ができるのが嬉しかった。話しているうちに、記憶の薄れを感じたから、記憶の曖昧になっていたところを補完するために漫画を読み返した。少し成長してから読んだそれは、あの時と変わらないワクワク感をくれた。

 

私がとても印象に残っているのは、ある人と話していた時に、全く関係ない話題で「グロキシニア」という単語が出てきて、2人で「グロキシニアってREBORNじゃん!」って笑ったことだ。グロキシニアというキャラは、本編であまり目立つキャラではなく、ぽっと出てきてぽっといなくなるキャラだったのに、わかってくれちゃうんだ!?とものすごく興奮した。

 

そして今日も久し振りに、ローカルタイムラインでREBORNの話が出た。オープニングエンディング集を観て、本当に感極まって泣きそうになった。正直REBORNを知らない人には申し訳なかったけど、手が震えるほど楽しかった。私の好きなキャラクターについて、本当に気持ち悪いくらいに語ってしまった。

そして、その興奮が冷めず、今も寝ることができないでいる。こんな日本語で長文を書いたのも久し振りだ。気持ち悪いオタクの戯言だけど、ここまで読んでくれた方々、ありがとう。

 

ぜひ、時間があればREBORNを読んでみてほしい。後悔はさせない。